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プロスポーツの分野でも、プロ音楽の分野でもトレーニング、訓練は必要不可欠、永い時間の訓練と継続性が必要であり、至極当然のことと言える。
それは、あらゆる分野の仕事においても同じ事が言えると思う。
だが、俳優という分野においてはどうだろう?
この職業を”仕事”に選ぶのであれば、他と同様何かをしなければならない。
プロスポーツの分野では 上手い 強い が必要とされ、そしてプラス、強烈な個性・魅力・存在感…つまり華があるとより必要とされる。
プロ音楽の分野では上手いのは当然のことで、やはり華があるとより必要とされる。そしてこれは最も大切なことだが自分の感情や気持を歌、楽器を通して伝えることができる能力と技術を必要とする。
そうすると一言で「いい」と言われる。
下手・弱い・音痴・指が動かない…等、これだと答えは ”NO” である。何れもよりはっきりとしている。
つまりあらゆる分野で仕事として成り立つ為には、様々な重要な要素が必要となり、それらを獲得しなければならない。
それでは俳優の場合は…?
俳優においてもそれは同様、そして重要な要素を獲得する方法として「訓練」と「訓練のプロセス」を踏むことが必要になる。
日本は欧米に比べると俳優訓練のシステム化が後進国と言えるなかで、プロの俳優を目指すためにどのような訓練と訓練のプロセスを踏めばいいのか? そして継続すること・・・人は忘れ、衰えて行く動物です。感覚も記憶も身体能力も・・・
プロスポーツには年齢の限界がある、そのため常に技術の向上と維持、選手寿命を延ばす為の様々な努力が必要となる。
俳優の場合、老いても必要とされ、年齢の限界もない。
しかし、何もしなければ確実に向上も、維持もなく、レベル低下は必至。
自分を磨き続けることは当然のことだと言える・・・その為にも永い時間が必要になる。
プロの俳優を目指す人には勘違い、誤解、甘い考えがあるのも事実・・・
現場に出るようになると、現場だけが学びの場になるのはスポーツ、音楽の分野ではあり得ないことです。ある程度のレベルでないと現場にも出れない訳で、出れないのであれば尚更です。
現場でしか学べない事もあります。逆を言えば訓練でしか学べない事もある。
100回の訓練よりも1回の現場などとよく言いいますが、勘違いしているのは、それは訓練をやり通している人への例えです。現場で学び吸収する力がなければ現場も意味を持たない、寧ろ自信喪失に繋がる。自分を磨き輝かせるためには本試合も練習試合も練習も、求められてる身体作りも当然必要で誰もが解りきってることで、お手軽に手に入れることはできない。
欧米では一つの作品の撮影終了後にオーバーホールのための演技レッスンを受けることが通常となっています。活躍している俳優も、そうでない俳優も・・・何かを手に入れ、それを継続させることがより厳しい国なので必然的だとも言えます。
プロスポーツ選手が日々欠かさずトレーニングを続けるのと同じ意味を持ちます。
常に自分の演技の質を磨き続ける事が、結果、維持向上に繋がる。
チャンスを掴み、チャンスを物にする・・・
俳優の訓練にベースは在ってもマニュアルはない!それぞれ個性が違い、学び手に入れることも違う。
スペシャリストな俳優になるために・・・システムに沿った訓練のプロセスを踏むことは必要不可欠。
チャンスが訪れたときにそれを活かせるために・・・魅了する俳優になるために・・・
吉田 一平